ようこそ


ねこぎじと申します。
@necogijiでTwitterやっています。そちらもよろしくお願いします。

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

2012年4月29日日曜日

第4回 Zoho CRMでキャンペーンを運用してみる(^O^)/

ねこぎじです。

今回は、前回作ったキャンペーンを実際に運用して行きたいと思います。

読者企業様にて企画されるキャンペーンは多種多様な種類があると思いますが、今回は基本的なケースでお話を進めます。


そこで、今回はもっともベタなケースである、見込み客をリストアップしてダイレクトメールを送付するというケースを想定し、どのように運用していくかを見てきます。

なお、見込み客は予めZoho CRM(無料)版にデータが登録してあることを想定しています。

見込み客の登録は、こちらを参照ください。

ねこぎじ ビジネス資料作成のお手伝い (^o^)丿
Zoho CRMの紹介 各種メニュー解説その1・(見込み客の登録
http://hyuga16.blog46.fc2.com/blog-category-49.html


DMを送付するキャンペーンですのでDM送付先をキャンペーンに取り込む必要があります。

■登録した見込み客をキャンペーンに取り込む方法は3つあります。

  1. このキャンペーンを行うにあたり、新規で見込み客を登録し、このキャンペーンの対象とする場合
  2. エクセル等の見込み客リストが存在し、そのファイルをキャンペーンにインポート(取り込む)場合。
  3. すでに見込み客として登録したデータを選択によりキャンペーンの対象とする場合。

それでは、見込み客のキャンペーンへ取り込む方法を見てきます。

1.キャンペーンのデータを確認する。


まずは、キャンペーンの詳細情報を確認してみましょう。

※ 今回は、上記3.すでに見込み客として登録したデータ~ この方法を運用してみます。




キャンペーンリストの選択




キャンペーン画面にて、キャンペーンがリスト表示されていますので、キャンペーンタイトル[新缶詰販売]をクリックしますと、下記のキャンペーン詳細情報画面に遷移します。






















































キャンペーン情報の詳細画面より、見込み客の追加を行います。


2.見込み客をキャンペーンデータに追加する。


キャンペーン情報の詳細画面にある見込み客の[既存の見込み客を追加]をクリックします。








既存の見込み客を追加をクリックしますと下記のフィルター(検索条件の選択)画面に遷移します。

この見込み客の検索はよく出来ており、的確に絞込んだ見込み客を抽出できます。





























フィルターの左側から検索条件式を設定します。

見込み客追加検索


















見込み客情報のデータ項目単位で、抽出が可能です。

■見込み客を抽出する方法(例)
  1. 見込み客を会社名で抽出。 
  2. 見込み客を登録時に業界を登録した場合、その業界名で抽出。
  3. 見込み客を登録時に従業員を登録した場合、その従業員数で抽出。
  4. 見込み客を作成または更新した
それでは、データの絞り込みを、特定の日付(データ更新日付)で絞り込む方法を見てみましょう。

3.見込み客を特定のデータ更新日付以降のデータを絞り込む方法

フィルター(検索条件)を設定します。

この検索条件は、データを更新した日付から絞り込む方法です。この意味合いは見込み客を登録後、データの管理(登録内容の見直し等)でデータを更新することで最新の生きた見込み客データだけを抽出したい場合に便利な方法です。


今回は「更新日時」を条件項目に設定し、条件式を「は次の後」とし、設定した日時以降のデータを抽出しようとしています。

見込み客追加を特定のデータ更新日時以降にしぼりこむ。















4.抽出した見込み客をキャンペーンに登録。

見込み客を設定した条件で抽出後に、見込み客にチェックを入れて、「キャンペーンに追加」ボタンをクリックで、データの追加が可能です。


見込み客を抽出し、キャンペーンに登録します。





























最期に、キャンペーンに追加されたデータを確認する為に、キャンペーン画面を再表示します。

キャンペーンを選択
































































以上、本日はキャンペーンのデータに見込み客を追加する方法について登録画面を見てきました。次回はさらに登録した見込み客情報を使って、DMリスト作成過程の管理をZoho CRMでどのように行い、最終的にはどのようなマーケティングが可能かを研究してみたいと思います。


それでは次回も、ねこぎじとともにZoho CRMでビジネスを進めていきましょう。

必ず結果がついてくると信じて!


このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年4月8日日曜日

第3回Zoho CRMでキャンペーンを作ってみる。

ねこぎじです。

前回で見込客とキャンペーンの管理が出来ることを書きました。
今回は、キャンペーンについての「新規登録」を見ていきたいと思います。

キャンペーンはZoho CRM(無料版)で最もキモになる処理だと考えています。

無料版は新規事業や、SOHOの事業を営む方々に最適なソリューションだと考えています。
CRMの機能としては最低限これだけあれば新規事業のマーケティングに十分利用できるシステムです。

前回、Zoho CRMは販売管理のような物だと言いました。しかし、無料版には商談はあるけど商品管理や見積のデータや請求のデータの管理が利用出来ません。

しかし、マーケティングに絞って利用すれば十分な費用対効果があります。ぜひ使ってみてくださいね。

それでは実際の「キャンペーン登録画面」を見てみましょう。

1.キャンペーン登録の必須項目


キャンペーンの登録登録画面






キャンペーンの登録では、必須入力項目は
1.キャンペーン名

この一点のみで登録が可能です。


とりあえず、名称だけでキャンペーンを登録しておきたい場合などには有難いのですね。Zoho CRMは後で修正・追加が簡単であること。そしてとりあえず登録しておくことで柔軟に利用が出来ます。

ここで、「保存」ボタンを押すことでデータとして登録出来ますが、他の項目もしっかり見て行きましょう。

2.その他の入力項目



























その他の入力項目単位に見てきましょう。

2.1 種別

キャンペーンをどの手法にて行うかを登録できます。
たとえば、今回はDMでキャンペーンを行うとした場合、「ダイレクトメール」を選択します。その後にセミナーによるキャンペーンを行う場合は「セミナー」といった都度手法を登録することで、集客後の成果を種別によって比較・検討・分析することも可能になります。

種別 プルダウンメニュー






2.1.1 種別の種類

種別の種類は、初期設定では下記の種類が準備されています。

種別の種類(初期設定)

















2.2 ステータス

登録するキャンペーンがどの状態にあるかを管理する為に、状態名=ステータスを登録します。
このステータスによって実施前、実施後などの状態別管理が可能となります。同時並行展開中のキャンペーンが複数ある場合に実施後のキャンペーンを確認したいなどの用途に調歩します。

ステータス プルダウンメニュー





2.2.1 ステータスの種類

ステータスの種類は、初期設定では下記の種類が準備されています。

ステータスの種類(初期設定)










2.3 開始日と終了日

キャンペーンを開始する日付と、終了する日付を登録します。どちらも予定でも構いません。管理上でも便宜的に登録しておくことをお薦めします。

2.4 予想収益と予算と実際の費用

  1. 予想収益は、このキャンペーンによって得られると予想される収益を登録します。
  2. 予算は、このキャンペーンの費用を登録します。
  3. 実際の費用は、このキャンペーンを行ったことで実際にかかる費用を登録します。
いずれも後日に他のキャンペーンとの比較・分析に役立てる為にデータを登録しておくことをお薦めします。

2.5 予想反応数と送付数

  1. 予想反応数は、このキャンペーンによって予想される反応数を登録します。
  2. 送付数は、メールまたはDMなどの発送・送付した数を登録します。予定でも実数でも構いません。
いずれも後日に他のキャンペーンとの比較・分析に役立てる為にデータを登録しておくことをお薦めします。

2.6 詳細情報

さまざまなメモ書きや備考欄として利用が可能で、どのように利用するかは自由です。

3. キャンペーンの登録と修正について

  1. 登録は画面下の「登録」ボタンで登録されます。
  2. 修正は登録後に登録したデータのリストが表示されます。各キャンペーンデータを選択して「編集」のリンクをクリックすることで、キャンペーン登録の画面に遷移します。修正・加筆頂き保存ください。
以上、本日はキャンペーンデータの作成について登録画面を見てきました。次回はさらに登録したキャンペーンを実際に実施していく過程の管理をZoho CRMでどのように行い、最終的にはどのようなマーケティングが可能かを研究してみたいと思います。

それでは次回も、ねこぎじとともにZoho CRMでビジネスを進めていきましょう。

必ず結果がついてくると信じて!

このエントリーをはてなブックマークに追加